想いをかたちに 3つの物語
ここでは、塩七高級仏壇を通じで出会った3つのエピソードをご紹介します。
それは、カタログや仕様書には載ることのない、お客様と私たちが紡いだ「対話」の記録です。




ここでは、塩七高級仏壇を通じで出会った3つのエピソードをご紹介します。
それは、カタログや仕様書には載ることのない、お客様と私たちが紡いだ「対話」の記録です。

Y様は、「明るい木の仏壇」をと来店されました。私たちは既製品を勧めるのではなく、お話を伺った上でさらに想いに寄り添える良いご提案をさせていただけるよう、ご自宅を訪問しました。

ご自宅で改めてご両親への想いを伺った私たちがご提案したのは、樹齢千年以上の屋久杉。明るい色味に加え、奥深く清々しい香りが、心を静かに整えてくれると考えました。製作中は写真や動画で進捗を共有し、完成までの時間も大切にしていただきました。

納品時、部屋に広がった屋久杉の香りに「この香りに心を掴まれました」とY様。仏壇ではなく、“安らぎの空間”をお届けできたと感じています。

「このお仏壇、もっと明るくならないかしら…」お客様のその一言から、私たちは、背板や天井が仕様上紙張り・合板となっている点や、構造上、内部がやや落ち着いた印象になることを率直にお伝えしました。

そこで私たちがご提案したのは、標準仕様を活かしながら、仕上がりをさらに高める工夫です。背板を職人の手で本金箔張りに変更し、内陣をやさしく照らすLED照明を追加。既製品の完成度を尊重しつつ、一台ごとの想いを反映させるご提案です。

完成後、内陣は金箔の輝きに包まれ、空間全体に奥行きと品格が生まれました。「ここまで仕上げてもらえるとは思わなかった。」既製品にひと手間を加えることで、フルオーダーにも劣らない愛着の宿る一台となりました。
以下のをクリックすると、
各部工程の説明動画をご覧いただけます。

このお仏壇は、「全国伝統的工芸品仏壇仏具展」への出品を目的に製作されました。コストや時間の制約を一切設けず、「今の職人が持つ最高の技術をすべて注ぎ込む」という問いに真正面から向き合って生まれた一台です。それは単なる高級仏壇ではなく、構造・素材・仕上げのすべてにおいて、一般的な製品とは次元を異にする存在です。

この一台が放つ風格は、古来の建築様式を厳かな直線と曲線で磨き上げた「形の極み」か ら生まれます。単に形をなぞるのではなく、面の隅々まで職人の誇りを込めることで、一柱 の彫刻のごとき立体感を与えました。伝統の技が辿り着いた隙のない佇まいは、場の空気 を厳かに塗り替え、代々受け継ぐ「一族の宝」にふさわしい威厳を放ちます。

彫刻、金具、漆芸のすべてに妥協はありません。職人による特注彫刻、すべて手切りで仕上げた金具、多彩な漆技法の重なり。扉を開くと、菊模様の格天井と間接照明が織りなす光と影が、内陣を幻想的に照らします。伝統を守りながら現代の感性で昇華させたこの一台は、仏壇の枠を超えた「所有する芸術」です。
なぜ、塩七では高度な技術が求められるオーダーにも応えることができるのか。その背景には、鹿児島の名門メーカーと長年にわたって培ってきた、揺るぎない信頼関係があります。
職人たちは、長年磨き上げてきた確かな技術をもとに、見えない部品一つにまで一切の妥協を許しません。
そして、ものづくりへの価値観を共有してきた塩七と工房。
塩七から持ち込まれる難題に対しても、工房の職人たちは「面白い、やってやろう」と前向きに応えてくれます。
長年の実績と信頼があるからこそ、言葉以上の理解と連携が生まれるのです。
カタログには載らない、この“熱い協力関係”。
積み重ねてきた技術と信頼があるからこそ実現できる品質が、塩七のものづくりを根底から支えています。
お客様から伺った内容をもとに、自社で図面を作成しています。
「必要とする人へ必要とするモノを」届けるため、社長自らデザインを担当。
伝統工芸の職人と共に「唯一無二の祈りのカタチ」を造り上げます。
職人の素晴らしい技術を現代に活かし、他にはない洗練されたお仏壇をご提案いたします。
全国伝統的工芸品仏壇仏具展にて最高賞の「経済産業大臣賞」を受賞した実績を持つ、名門の工房です。
塗り、金箔、蒔絵といった各工程に、熟練の職人技が息づいています。
看板作品の「紅葉」や「蓬莱」をはじめ、細部まで意匠を凝らした逸品が、ご家族の祈りの時間を格調高く彩ります。